それぞれの当たり前。
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こんばんは。長かった雨がようやく上がりました。今年は、ほぼ梅雨が無かったも同義なので(神戸だけ?)遅れてやって来たのかと思いました。茹だるような残暑が続くかと思いきや、もう秋が来たと言っても過言では無いですね。ファッションが一番楽しい季節は、もう目の前です。
さて、本日は少し空きましたが新作紹介の続き。早速参りましょう。







ご覧頂いてわかる通り、生地何種類使ってるねん。という贅沢パンツ。形そのものはSUGARHILLより定番としてリリースされているペインター型。染めを施しているんですが、生地により表情が異なりつつも一本のパンツとして独特且つ、圧倒的な存在感を放ちます。で!ありながら、落ち着いている。という不思議な仕上がりに。
古巣では定期的に行っていた服の歴史を交えながら書いていきます。(とはいえ長くなってもくどいのでサクッと)
【 ペインターパンツ 】
名前の通り、塗装職人が愛用していたパンツです。19世紀後半にアメリカで登場。と、意外と歴史は浅め。当時は現代のように多種多様な色展開が無かったペンキ。(あるはある)なので、使われていたのはほぼ白のみ。そのことから付着しても目立たない白ボディが使われており、現代でも英語圏の国ではペインターパンツ=白 / それ以外=ワークパンツと差別化されている。このデザイン、形のことを総してペインターパンツと呼ぶのは日本くらいみたいですね。
なので、歴史に準えるのであれば当店にはペインターパンツは存在しないかもしれない。はい、いらないですね、こういうくだり。笑
職人から使い勝手の良さを認められ、爆発的に普及。が、ファッションアイテムとしてはまだまだ認知がなかったそんな時に、ブームが到来。

スケートボードです。僕もかじりました。オーリーまでしか出来ませんでした。
ここのカルチャーについて書き出すと終わらないので、割愛。いつの時代だってムーブメントを起こすのは、何かに熱中している人だ。
ということで、ストリートを中心にこれまた爆発的に普及して今に至る訳なんです。知ってなくても良いし、知らないことが悪とは全く思いませんが、ググればこれくらいのことならすぐ出てくるのに、それすら知らずトレンドに乗っかって適当に良いですよね〜。なんて言っている販売員が嫌いです。ミーハーとオタクの間くらいがちょうどいい。まぁ、自己満足なんで良いんですけどね。

さて、本題へ戻って来ました。今の文脈をサラッと読むだけでもこのパンツの異質さがより分かります。異質というよりは、もうペインターでは無いのかもしれない。


高級作業着。言葉にすると支離滅裂です。相反しているので。しかし、そこにしかないロマンがあるからお店に並べました。
ルーズさの中に漂う品性。履き込んで表情が変わった時に、ストリートパンツへと変化するのか。はたまた、品を漂わせているのか。それは育て上げた本人にしか分からない。
そんなロマンパンツは一本のみの入荷です。

自分が思っていた当たり前は、ひょんなことで崩れて再構築される。人生というのはその繰り返しです。そのきっかけは無数にありますが、僕は服とバイクを通して皆様に伝えていければ幸いです。
それでは。